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2006年9月11日(月) [荒井秀樹]
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世界最速のシットスキーを追い求めて

2006年9月11日(月)  [荒井秀樹]

関東や関西で猛暑が続いていた7月16日、僕らは、この時期、雪を求めて日本でクロスカントリースキーができる最後の聖地、富山県立山にいた。標高2300メートルの立山天狗平で、今年4月入部した近藤さつき選手のシットスキー新型モデルの走行テストを行った。


車椅子選手が使うシットスキーは、選手の障害や体のバランスに応じて個々の特注品になる。脊髄損傷の選手なら、なおさらで、個人の障害に応じたものが要求される。
10キロ、15キロと冬山の大自然を相手に腕の力だけで進むシットスキーは、数多いパラリンピック種目の中でも、いや、全てのスポーツ競技でと言ってもいいかも知れないが、もっともハードで、僕はこのシットスキーこそキングオブスポーツだと思っている。


[写真]硬い雪をスコップで削りならしている

雨の中、川村義肢の剣持さんと日立システムスキー部顧問の渡部さん、近藤選手に僕の4人でテストを行った。
硬い雪(氷?)をスコップで削りならし、コースを作っていく。とても根気がいるし、1メートル進むだけでもう腰にくる。でも、みな選手のためだと思えば、少しくらい痛くても我慢だ。
選手たちが、こんなスタッフたちの心意気を感じてくれればうれしいと思った。
世界最速、世界一操作性のいいシットスキーがもうすぐ完成する。そう思うと、なにかワクワクしてくるのだ。


スポーツ用車椅子製作の第一人者M2デザイン社の飯星さん、徹夜で作業をする動作解析の大阪府立大学の奥田先生チームや日本を代表するクロスカントリースキー指導者横山先生など数多くの専門家が英知を結集してくれている。


激しい雨が、僕らの雨具を襲っていたが、なにか新しいものを作るのは、とてもうれしいもので、物作りの仕事のやり甲斐も、きっとこんな喜びだろうと感じた。


この冬、障害者スキーのワールドカップ開幕に向け、近藤さつき選手のシットスキー作りが急ピッチで進んでいる。


「世界のシットスキー選手たちをあっと言わせたい・・・」これは渡部顧問の口癖だ。すべての方に多謝。

シットスキー

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