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2007年1月 9日(火) [荒井秀樹]
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横山寿美子選手と深雪の絆

2007年1月 9日(火)  [荒井秀樹]

札幌で開催される2007世界選手権の代表の座を争って熾烈なレースが続いている。

その中でセコム上信越の横山寿美子選手が旭川でのレースに出場すると聞いた。
横山寿美子さんは、昨年のトリノをはじめ、4回の冬季オリンピックに出場した日本を代表するクロスカントリーの選手だ。

ちょうど僕たちパラリンピックチームも旭川で合宿中だったので、30名近くが現地で応援する事ができた。もちろん他のジャパン選手全員を応援している。「がんばれ!ニッポン」


僕は横山寿美子さんにどうしてもお礼を言いたかった。なぜかというと、1月3日、井口深雪が朝日新聞社の朝日スポーツ賞を受賞したニュースが報じられたからだ。深雪の頑張りが荒川静香さんや王貞治さん、中田英寿さんらと一緒に並んで評価されていた。
本当に、パラリンピックの地位を押し上げてくれた井口深雪を賞賛したい。ガイドの卓ちゃんも受賞し、僕は特に苦労をともにしてきただけに感無量だった。


その深雪を、ここまで育ててくれた方はとても沢山いて、全ての方に僕はお礼を伝えたいのだ。そして、深雪にクロスカントリースキーのイメージを伝えてくれた横山寿美子さんにとても感謝している。


スポーツにとってイメージはとても大切だ。
脳から筋肉に伝える方法はイメージだといわれている。僕らは、野球でもゴルフでもそうだが、プロ選手のフォームを見たり、ビデオから学ぶ事ができる。
でも、視覚障害者がイメージを豊かにする方法を考えた時、それは、音であったり、手で直接触れイメージするしかない。
深雪は悩むと横山寿美子さんの身体を触って一つ一つのテクニックを学んだ。とても時間がかかった。
でも、快く横山寿美子さんが練習中のスキーを止め、深雪に身体を触らしてくれていた。

[写真]手からイメージを作る深雪

同じ歳でもあったが、気さくに温かく同じアスリートとして接してくれたこともうれしかった。


そして、深雪は長野とトリノで金メダルを手中にすることができたのだ。
深雪の目に焼きついているクロスカントリースキーの最高のフォームは、まさに横山寿美子だ。


3日、旭川の富沢クロスカントリースキーコースで会った横山寿美子さんに、受賞のニュースを伝えて、お礼を言った。
そして荒井流のジョークだけど、深雪がいただけるお祝いで「深雪に、ご馳走してもらえば・・・」と伝えたら、寿美子さんはニッコリ可愛く笑って、言った。
「そりゃ、怒られちゃうよ~。結婚資金ためないと~」
「おめでとうと伝えてください。」


パラリンピック選手の後ろに、こんなにも素敵な沢山の方々が応援してくれている。
僕は、素直に感謝の気持ちでいっぱいだ。そして、2月22日から開催される札幌ノルディックスキー世界選手権大会で日本が大活躍することを、心から願っている。

[写真]横山寿美子選手の力走

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