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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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ワールドカップノルウェー大会1日目 選手たちの活躍

太田渉子が今季2勝目という結果を出してくれた。
冷静なレース運びで、パワーでも負けなかった。
フィンランドでの調整もうまくいき、大会に臨む姿勢についても自分の方法を確立してきている。明日のバイアスロンでも優勝狙って、全力を尽くしてほしい。


[写真]スタートする太田選手


男子5kmクラシカルで3位に入った新田佳浩は力強い走りを見せた。
メダル争いは4選手の接戦だったが、ライバルのクヤルタン・ハーゲン(ノルウェー)を振り切り3位でゴールした。
昨年夏の筋力トレーニングの成果がしっかり出ている。次はさらに順位を上げたい。
 

クロスカントリースキー用の義足を開発中での瀧上賢治は同種目で17位だった。
現段階の義足では、スキーで蹴ることができず、足は棒立ちの状態だ。両腕でポールを推進だけでスキーを滑らせている状態だ。
上位に食い込むためには、義足の改良に加えて、特に上半身の筋力アップが必要だ。

  
シッティングの部に出場した久保恒造はワールドカップ初参戦にも関わらず、13位に入った。車いすマラソン経験者で、心肺機能が高い。スキー技術を身につければ世界トップクラスを狙える。今後に期待したい。