先日、高校時代の担任の先生が定年退職をされたという事で、退職を祝う会に行ってきました。実は自分は今まで同窓会に参加したことがなく、車椅子で行くのも何となく引け目を感じていたので、参加しようかどうか迷っていたのですが、妻から行ったほうが良いと強く勧められ行くことにしました。

高校を卒業して27年経ったのですが、それ以来はじめて会う人もいるのでなんとなく心配でしたがそんな心配はすぐに吹き飛びました。
先生は当時の学級日誌や作文を、今でも持っていたそうで、それを披露されるとみんなは一瞬にして高校時代に戻ったような感じでした。みんないい感じで年を重ねてはいましたが、そこには確かに27年前の高校生がいました。

書道を教えていた先生は来月から4ヶ月間、中国の大学に招聘され書の研究をしに行くとのことで、芸術を追求するその姿勢に自分も刺激を受けました。
また、友人達が自分の事を応援してくれていることを知り、あらためて頑張ろうという気になりました。

2次会の場所は2階にあるスナックだったのですが、車椅子の介助をしたことが無いようなやつらが（あったらゴメン）、皆で車椅子を持ち上げてくれました。
そして一言、「同級生なんだから気を使うことねぇべや」
高校時代のあだ名で呼び合い、熱く語ってきました。
みんな本当にありがとう。