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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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1kmの入り方を大事にした作戦があたりました

IPC障害者ノルディックスキーワールドカップ第2戦:カナダ大会 第2日(兼バンクーバー・パラリンピック プレ大会)
〈男女クロスカントリースキー・中距離クラシカル〉
男子立位10km 新田佳浩 3位 28分38秒3


コースレイアウトが非常にタフで、スタート直後に400mの上りがあります。
ここを元気なうちに勢いで走ってしまうと後半で疲れてしまいます。
なので、今日は最初の1kmの入り方で順位が変わってくると考え、少し抑えめにレースに入りました。


1km地点まではタイムが悪くても、まずは自分のリズムとフォームの維持を大事にしようと思って走りました。


この作戦が当たり、1km地点でターゲットにしていたバチラフ(4位、ロシア)選手には10秒近く負けていたのですが、後半に追い抜くことができました。
レース後半にスパートをかけられたことは、自分として大きな自信です。


優勝したオレグ(ロシア)や2位のイルカ(フィンランド)を追い抜くことはできませんでした。自分としてはもう少し巻き返せると思っていたので、これが今後の課題です。


バンクーバー・パラリンピックのプレ大会である今大会でメダルを獲ることができて、来季に向けて自信となりました。


いつも支えてもらっている日本チーム、家族、会社の方たち、スキー関係者など、応援してくださっている方々に感謝したいと思います。
今大会は最終日のスプリント・クラシカルに出場します。
こちらも頑張りたいと思います。