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2009年10月21日(水) [日立ソリューションズスキー部]
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2009年10月21日(水)  [日立ソリューションズスキー部]

めざせ!2010バンクーバーパラリンピック荒井監督のパラリンピック競技ノルディックスキー講座

質問1:普段、どこでトレーニングをしているのですか?

答え雪上でのトレーニングを大会まで何時間増やせるかが、海外の選手との差を縮めていく最大のキーポイントです。ヨーロッパの選手たちは近くに氷河があるので1年間通してトレーニングができる環境にいますが、日本の場合はシーズンが12月~3月位で限られていますから、雪が残っている場所をみつけて移動していきます。

日本国内では、富山県の立山や北海道の真駒内で合宿をしたり、夏は南半球のニュージーランドや、オーストリア、フィンランドに海外遠征をして強化合宿を行なったりしています。

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質問2:どんなトレーニングをしているんですか?

答え 夏はランニングをしたり、ローラースキーという、50cmぐらいのスキーの形状の板にゴムのローラーがついているもので、実際のイメージにいちばん近いトレーニングを行います。そうすることで、持久的な筋肉を作っていきます。

特にクロスカントリースキーの場合は持久力を養うトレーニングが必要です。一定の心拍数のもとに長距離を走りながら、柔らかい持久的な筋肉をつけていくトレーニングと、瞬発力やパワーを養うトレーニングをバランスよく行います。

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質問3:より速く走るためにどんな工夫をしていますか?

答え 今まで選手のフォームは、健常者の方達のフォームに近づけようとしていたのですが、日立システムスキー部では動作解析ソフトを利用し、海外の一流選手との違いを科学的なデータに基づいて分析してみました。

そこで、取り入れたのが、走行フォームの3次元動作解析です。選手の動きのデータを6台のカメラで撮影し、3DによるCGが作成されるもので、コンピューター上でさまざまな角度から解析しました。これによって、世界のトップの選手との相違点を具体的に分析することができました。

スキーではバランスがとても大切ですが、たとえば、片腕で滑走する太田渉子選手にとって、片腕であることをどのように克服し、バランスを獲得していくかを考える上で役に立ちました。通常のカメラですと横からの1点からしか捉えられませんが、3Dの解析の場合では、画面上で太田選手をぐるぐる回し、頭上から見たりすることで、重心をスキーの上でどのように移動しているか、選手にもわかりやすく伝えることができ、指導に役立ったのです。

長所も分かりましたから、その長所を活かすために、たとえば、スキーを滑らす上でキックをさらに大きくしていくなど、メニューを切り替えています。

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質問4:本番に向けてさらに強化トレーニングは行いますか?

答えメンタルトレーニングなどによっても強化しています。結果を気にするあまり萎縮しないように、結果は結果としてあとはリラックスしてのぞめるようにします。また、勝負へのこだわりや執着心が発揮できるようなトレーニングを積んでいます。


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