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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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バイアスロンパシュート、決勝1本で行われる

昨日、-20℃を超えたノルウェー・シューショーエン。
スタジアムやコースでは、-25℃近くだった。


[写真]太田渉子
(太田渉子の得意種目パシュート)


今日19日のレースは、バイアスロン・パシュート。
本来なら、予選を行い、上位10位までが決勝に進む。
射撃のペナルティーも、1発外すと予選は20秒の加算、決勝は80mのループを回る。
しかし、選手の健康上の安全を考え、試合形式を変更した。
1発外すと80mのペナルティーループを回る決勝の方式を行い、1レースで、勝敗を決めることにした。
走力に自信のある選手ほど、有利なレース展開になるだろう。


[写真]パシュートのペナルティーループ
(パシュートのペナルティーループは80m)


また、-20℃を超えたら、ルール通りに、レースを取りやめることも告げられた。
レース2日前には、完成していなかった射撃場も間に合い、スタンディングシットスキーの射座とブラインドの射座が各国に割り当てられ、公式トレーニングが行われた。
数少ないボランティアさんで、完成させた射場。
シューショーエンの人達の温かい心が伝わる。
本当に感謝だ。

[写真]バイアスロンの射場
(バイアスロンの射場)


[写真]視覚障害クラスの射座
(視覚障害クラスの射座)


新田佳浩は、阿部コーチと一緒に弾痕の最終チェックを行った。
風の向き、強さを読んで撃っていかなければ命中しない。
スキー部からは、久保恒造、新田佳浩、太田渉子の3選手が出場する。
日本チームでは、出来島桃子(新発田市役所)、佐藤圭一選手(中電CTI)、鹿沼由理恵選手(DHLジャパン)も出場する。
いよいよ総力戦。


日本の多くの皆さんの応援を 心からお願いする。


[写真]阿部コーチの指示を聞く新田佳浩
(阿部コーチの指示を聞く新田佳浩)


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