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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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猿倉ローラースキー大会

岡山での合宿の後、富山県の合宿とローラースキー大会に出場してきました。


トレーニングパートナーでありW杯にもワックスマンとして参加してくれた嶋田くんに、「富山県は暑い?」と聞いたとき、「富山県は暑いですよ~」との返事。


富山県は立山連峰に囲まれ大変雪が多い場所なので、夏は涼しいのかと思っていたのですが、嶋田くんの言葉通りやっぱり暑かったです。


今回はおおさわのスポーツクラブの会長である田口さん、猿倉スポーツクラブの監督をしている小川さんが中心となり、様々なご配慮をいただきました。


本当にお世話になりました。


もともと今回のローラースキー大会に出場するきっかけになったのは、高校時代に私が小川さんに話しかけたのがきっかけでした。


きっかけは偶然でしたが、将来のパラリンピックアスリートとなる子どもと出会うことができました。


また、今回のローラースキー大会は地域の父母が中心となって開かれた大会だったことが本当に印象的でした。


[写真]大会開会式
(大会の開会式の様子)


前日のコースを整備しているお父さん、タイムチェックをしているお母さん。


そして頑張っている子ども達の姿を見ると、こういったところに地域や親子のつながりの強さを感じ、便利になっていつの間にか失われてきている「古きよき時代!?」がここにはあるように思いました。


[写真]スタート地点の様子
(スタート地点の様子)


そして今大会、3人の障がいを持った子どもが大会に出場し、車いすに乗った子どもがお兄ちゃんの応援のために来ていました。


記録や成績も重要かもしれないですが、障がいの有無に関係なく大会に出場して頑張る。そして応援する。


そんな姿勢こそが、心のバリアフリーなのではないかと考えさせられる大会でした。


[写真]猿倉スキークラブのみんな、頑張った後の様子
(猿倉スキークラブのみんな、頑張った後の様子)


ちなみに私は、25:57.5で26位でした。


厳しい結果でしたが、沿道から応援をしていただいた地域住民の方、そして子ども達に励まされて今の自分のベストは尽くせたのではないかと思います。


応援をしていただいた多くの方、ありがとうございました!!


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