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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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シーズン終了

久々のブログ更新になります。


書くことがなかったわけではないのですが、ちょっといろいろありまして・・・


シーズンも終わったので、そのことをご報告します。


まずは、アメリカ大会が終わったあと、FIS(国際スキー連盟)のソチプレ大会にスタッフとして、コースレイアウト、雪質や、天候の変化など競技に関することだけでなく、生活環境などの視察を行ってきました。


ソチで視察後に、ジャパンパラに出場するために白馬へ。


競技の前日に技術的なことを意識しながら、気持ちよく滑ることができたのですが・・・


グローブを外してビックリ!!


[写真]腫れた手の甲
(手の甲)


手の甲が大きく腫れてしまいました。


ジャパンパラは、クラシカル、スケーティング共に勝利することはできたのですが、ストックを持てないほどでした。


腫れを緩和させるために、ストックを持たないでトレーニングを行いましたが、1週間近く経過しても腫れは引かなかったので、ソチプレ大会をメインレースにするため急遽世界選手権出場をキャンセルしました。


スウェーデンで行われている世界選手権では、久保選手が複数のメダルを獲得という状況は非常にうれしくもありましたが、手の影響で出場できないことへの焦り。


そしてケガの影響なくレースに出場できるのか不安でした。


ただ、国内でベーシックなトレーニングをしっかりできたことで、非常に良いコンディションでソチ大会に出場できたと思います。


【ソチの結果】
フリースプリント:7位(準決勝敗退)
クラシカルロング:6位
ミックスリレー:5位(区間順位:1位)
バイアスロンショート:7位(ペナルティ=0)


一番狙っていたクラシカルのロングで、6位という成績だけをみるとちょっと物足りない感じがしますが、10位以下に落ちた順位をラストラップはトップタイムで滑り、4位まで15秒まで追い上げることができたのは倶知安合宿で頑張った成果だと思います。


ただ、トップになるためには、1km当たり9秒近くタイム差。


このタイム差は簡単に縮められるものではないですが、パラリンピックまでの期間は限られています。


このタイム差をあと1年で追いつくためには!?


オフシーズンに分析と計画を立てて、後悔のないシーズンにできるようにしたいと思います。


応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました。


[写真]スケーティング中の新田佳浩
(スケーティング)


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