articleID:7518;categoryID:463

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

阿部友里香のライフルライセンス取得へ

この一週間は、JPCとの打ち合わせやスキー部の幹事会、知的障がい者スポーツ団体の連絡会議などの予定が入っていて、書類やリザルトを整理したり、報告書や提案書を作成したりで、同時に幾つもの作業になってしまい、忙しかったです。


いつも、そんな時に限って、他にも大切な用事が入ってくるもので・・・


網走の合宿から帰ってくると、ジュニアスキークラブの阿部友里香から「...今年度中にエアライフルの免許を取得したいのでお忙しいところ恐縮ですが、岩手県警のほうに連絡お願いします...。友里香」と、銃の所持許可申請するための手続きを聞いてほしいとのメールが来ました。


[写真]ビーム銃で練習する阿部友里香
(旭川合宿、ビーム銃で練習する阿部友里香、来季からバイアスロンへ本格参戦する。ガンバレ友里香)


以前から相談もされていたので、早速、所管の岩手県警の生活環境課へ電話をしました。


日本では、空気銃(エアライフル)の規制は厳しく、バイアスロンで使用するライフルも銃刀法の対象になっていて、講習会と考査を受けて合格しないと許可がでません。
また、18歳以上でないと取得できないのですが、国際大会や国体などの競技大会出場者に限って、18歳未満の高校生もライフルを所持することができます。


以前も、高校生だった太田渉子選手の手続きをしたことがあるので流れは知っていましたが、念のため確認すると、
競技団体から日本体育協会にお願いし、日体協から県警へ推薦文書が必要とのこと。
6月中旬に盛岡市内の警察署で、銃刀法の講習会と考査があるので、阿部友里香に受験するように連絡をしました。


盛岡南高校の立花先生も対応して下さり、本人からも所管の警察へ連絡をとってもらいました。
試験も、しっかり勉強しないと合格しないので、以前、阿部コーチから渡されている参考書で頑張ってもらいたいです。


9月にカナダ・キャンモアのバイアスロン合宿の予定で、それまでに阿部友里香のライフルを準備できるといいのですが...


関連記事
パラリンピック界のスナイパー
網走に日本初のパラリンピックバイアスロン射撃場が