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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
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スキートンネル射撃場

スキートンネル内の折返しする終点にエアーライフル用の射撃場があります。
ここでトレーニングできるように交渉しました。
当初、屋外の射撃場を使用する計画でしたが、ピッケ(車いすのままスキーポールで進む)やマラソン用レーサーで負荷を上げようとしましたが、なかなか心拍が上がりません。
トンネル内の射撃場なら、急な上りを200mをシットスキーで負荷をかけ、負荷射撃トレーニングできます。


[写真]心拍を上げて射撃トレーニング
(心拍を上げて射撃トレーニング)


課題は、射撃タイムの短縮に取り組んでいます。
2011/12シーズンは、一回(5弾)の射撃で約30~40秒でした。それを昨シーズンは20秒台にまとめることができています。
今シーズンは20秒以内を目標にしており、確実に短縮しています。日頃のトレーニングの成果です。


[写真]的が3基、10mの距離です
(的が3基、10mの距離です)


[写真]阿部コーチ、荷物の移動はそりで
(阿部コーチ、荷物の移動はそりで)


10年前は、観光客もバスで見学に来ていたスキートンネルですが、最近は珍しくもなくなったのか、とても寂しいです。
カフェやお土産屋さんなどが次々と閉店し、今は「インタースポーツ」というスポーツショップと美容室しか営業していません。受付のアルバイトの方に聞いたら、今日は延100人ぐらいのスキートンネル利用者とのこと。


[写真]スキートンネルのホール
(スキートンネルのホール)


[写真]カフェも閉店した
(カフェも閉店した)


[写真]閉店して空きスペースばかり
(閉店して空きスペースばかり)


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