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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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バイアスロン・ミドルで2位になった久保恒造選手と荒井秀樹監督のコメント

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦カナダ大会5日目、バイアスロン・ミドルで2位になった久保恒造選手と荒井秀樹監督のコメントです。
引き続き、応援をよろしくお願いします!


ワールドカップ第1戦カナダ大会5日目結果


久保 恒造
今日のレースは、ソチ本番でメインに考えているバイアスロン・ミドルレースだった。振り返ると、強風が吹く、難しいコンディションの中でのレースだった。レース前半は、しばらく入賞圏内でのロシア勢との争いになって、何とか引き離されないようにペースを徐々に上げつつ、ロシアの射撃の状況を聞きながら、後半に入っていった。
その後半は、ロシアの選手達が射撃を外し始め、射撃タイムも時間が掛かっていたので、ペースを上げて射座に入り、速い射撃で一気に順位を上げるしか無いと考え、勝負に出た。結果、最終周ではトップに出た。その時点で2位ロマン選手に6秒勝っていたが、結果2位でのゴールとなった。ここ一番でのロマン選手の走力には完敗だった。それを考えると、やはり、滑りでいかに勝負出来るか、3月にロシア勢と滑りで勝負が出来るように仕上げていきたい。


荒井秀樹 監督
本日のバイアスロンミドル男子12.5kmは強風の中でのレースとなった。久保恒造は射撃タイム、命中率、走力を総合的に持てる力を発揮しようと臨み、4周目にはトップに立ったが、ロシア・ロマンとの差は僅か8秒だった。走力ではトップのロマンに果敢に挑み、コース内にいるコーチ達が懸命に指示を飛ばしたが、結果は10秒差で2位となった。まだ走力、射撃タイム共に短縮出来る力はあると思う。最終戦のバイアスロン・ロングに向けてロシア勢に挑戦していきたい。
昨日に引き続き、出来島桃子が3位に入賞し、ソチ本番に向けて大きな弾みにしていきたい。日本の皆様の応援をありがとうございました。


(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース


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