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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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バイアスロン・スプリントで6位になった阿部友里香と荒井秀樹監督のコメント

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦5日目、バイアスロン・スプリントで6位になった阿部友里香と荒井秀樹監督のコメントです。


ワールドカップ第1戦フィンランド大会5日目結果


▼阿部友里香 選手
今回は初めてエレクトロニック銃を使用したレースでした。
やはり普段のバイアスロンのレースとは違うので心配もありましたが、バイアスロンコーチのおかげもあり落ち着いてレースに臨むことができました。
走りのほうでは最後まで諦めず走ることができましたが、まだまだ他国との差は大きいのでつぎの大会までに改善するようにしたい。


▼荒井秀樹 監督
フィンランドワールドカップの最終レースは、今回初めて電子銃による、バイアスロンレースだった。
大会側が用意した電子銃は10丁しかなく、10人以上のエントリーの場合は、グループを2つに分けてレースが行われた。
阿部友里香は、1回目の射撃は満射で3位と18秒差につけて2周目へ向かった。2回目の射撃で1発外し、7位に順位を落としたが、ロシアのナターリアとの17秒差を逆転し、順位を6位に上げた。
佐藤圭一は1回目の射撃で2発外して出遅れ14位だった。2回目の射撃は満射で12位でゴールした。


電子銃でのレースは、大きなトラブルもなく終了したが、エアライフルと違い風の影響を読んだりすることがない点、一部選手からは不満の声があがった。今後パラリンピックを発展させていくためには、エアライフルと電子銃とのどちらを選択するかが議論されていくだろう。


これでフィンランドワールドカップが終わりました。国内に戻りすぐに年末年始の旭川合宿、そして1月11日の全日本大会になります。
皆さんの応援ありがとうございました。


(出典元:障害者クロスカントリースキー日本チーム ニュースリリース


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