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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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旭川とクロスカントリースキーの紹介

このたびのワールドカップ大会の開催地である、旭川市とクロスカントリースキーについてご紹介します。

◆旭川とクロスカントリースキー

 旭川とクロスカントリースキーのかかわりは、100年以上前に日本にスキーを伝えたオーストリア軍人のレルヒ中佐が1912年当時の旭川の陸軍第7師団へスキーの指導者として訪れたことに始まります。旭川の冬は寒冷多雪で-20℃以下を記録することもあり、連続降雪記録が日本一となるなど、ウィンタースポーツを行うには非常に恵まれた気候条件です。市内には官民合わせて3つのスキー場があり、周辺にも国際・国内規格に合ったスキー場が多く点在しています。また、クロスカントリースキーにおいては、富沢を中心に無料開放を行うコースが数ヶ所あり、多くの市民がクロスカントリースキーやアルペンスキーを楽しんでいます。

[写真]サンタプレゼントパーク
(サンタプレゼントパーク)
※2/28~3/1にFISスノーボードワールドカップが開催されます。


◆旭川で普及するクロスカントリースキー

 今回のワールドカップ大会以外でも、今年で35回目を迎える国内最大規模の歩くスキーの大会「バーサーロペット・ジャパン」を3月に開催する予定です。そのような環境から市内の小学校でもXC(クロスカントリースキー)少年団の活動も盛んで、ソチオリンピックに出場した石田正子選手やワールドカップスプリント種目で表彰台に上った夏見円選手など、有力なクロスカントリースキーの選手を輩出しています。(障がい者ノルディックスキー日本代表 荒井秀樹監督も旭川出身です。)

◆旭川でワールドカップ大会を開催する利点

 旭川では、自然雪によるコース整備が十分にできるため、気候に影響されず安定的に大会の開催・運営が可能です。また、会場が市内中心部より車で20分弱の位置にあることから、宿泊、医療、アクセスの部分で支障が少ないのも利点です。さらに、市内中心部から車で40分のところに空港があり、新千歳空港からも2時間半でアクセスできるなど、開催地として選手を受け入れる際の交通の利便性も非常に高いです。

 その他、周辺の情報としては、日本最北の動物園である「旭山動物園」や全国的に有名な「旭川ラーメン」をはじめ、さまざまな見どころがあります。

また、旭川市のシンボルキャラクターである「あさっぴー」と「ゆっきりん」は、旭川市内のイベントや観光スポットの見どころを紹介しています。

[写真]旭山動物園、旭川ラーメン、あさっぴー、ゆっきりん
(旭山動物園、旭川ラーメン、あさっぴー、ゆっきりん)


※本企画では、旭川市スポーツ課、観光課のご協力をいただきました。ありがとうございました。