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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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車いす陸上トラック競技のレーサーについて

IPC(International Paralympic Committee:国際パラリンピック委員会)が定めるレーサー(競技用車いす)の必要条件を一部ご紹介します。

[写真]車いすマラソンスタート直前の久保恒造選手
(車いすマラソンスタート直前の久保恒造選手)

車いす陸上トラック競技における車いすの必要条件
(一部抜粋)

●IPCの競技会にて車いすは2つの大きな車輪と1つの小さな車輪を持つものとする。他の広く認知された大会で車いすは2つの大きな車輪と最高2つの小さな車輪を持つ場合もある。全ての競技会で小さな車輪は椅子の前方になければならない。


●車いすの寸法

車いす本体のどの部分も前輪のハブを越えて前方へ伸びてはならない。また、2つの後輪のハブをつないだ内部より幅広くてはいけない。

車いす本体の地面からの高さは最高で50cmとする。

後輪のタイヤの端の垂直面から車いす本体のどの部分も後ろに突き出してはならない。


●車輪の寸法

大きい車輪の直径は空気の入ったタイヤを含んで最大70cmを越えてはならない。

小さい車輪の直径は空気の入ったタイヤを含んで最大50cmを越えてはならない。


●各大きい車輪には平らで円形のプッシュリムを1つだけ付けることができる。

片腕で車いすを操作する競技者については、診断書及び大会へのエントリー用紙に記載されていれば、この規則を変更することができる。


●車いすを推進するどんな機械的ギアやレバーも使用してはならない。


●鏡の使用は車いすトラックとロードレースでは許可されない。

などの必要条件が決められています。
(2015年4月20日現在)

IPC Athletics Rules and Regulations 2014-2015

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