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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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車いすマラソンのルール

車いす陸上競技にはトラック種目、ロードレース種目、フィールド競技があり(→車いす陸上競技とは)、また障がいの程度によりクラス分けされ、それぞれに応じたルールや規定があります。

[写真]関東車椅子競走部のメンバーと久保恒造選手
(関東車椅子競走部のメンバーと久保恒造選手)

IPC(International Paralympic Committee:国際パラリンピック委員会)が定めるロードレース(男女10㎞、ハーフマラソン、マラソン)のルールを一部ご紹介します。

車いすマラソンのルール(一部抜粋)

●レースは舗装された道で実施する。しかし、交通または類似した状況により不適当な場合、正規にマークされたコースは道路と並行した自転車経路または歩道としてもよいが、草の生えた端やそれに似たような柔らかい地面では行わない(スタート/ゴールエリアをのぞく)。スタートとゴールは、運動競技場内とすることができる。
●スターターは、全てのアスリートが足(または体のどの部分も)または前輪(クラスT32-T34とT51-54)をスタートラインまたはスタートラインの前の地面に触れていないことを確実にしてレースを始める。
ロードレースにおいて、クラス(T32-34とT51-54)の範囲からの車いすアスリートは大会の技術代表の決定によってスタートするが、最終順位はクラスごとに決定される。
●車いす競技者は自分の飲食物を持って良い。
●他のクラスや性別のアスリートの後ろでのドラフティングは禁止する。
(※ドラフティング ― 空気抵抗を減らすために先行する選手の後ろに付くこと)

などがあります。
(2015年4月20日現在)

IPC Athletics Rules and Regulations 2014-2015

▼ その他の車いす陸上 用語解説
車いす陸上競技とは
車いすマラソンとは
車いす陸上トラック競技のレーサーについて
車いす陸上競技のクラス分け

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