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2015年10月19日(月) [長田弘幸]
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進化し続けるレーサー

2015年10月19日(月)  [長田弘幸]

久保選手や私が現在使用しているレーサー(陸上競技用車いす)のこれまでの進化を紹介します。


私が車いすマラソン競技をはじめた当時は、4輪で材質はアルミ製でした。1990年代前半から3輪になりました。
写真でもわかると思いますが、足を前に置くよりも前にたたんだ方が力が出しやすくなります。


現在のレーサーは、材質がカーボンに変わり、ホールベースが長くなり、正座の姿勢になりました。
以前は、ハンドルを握って車輪を漕いでいましたが、今ではリングをはたくような感じで車輪を回すテクニックに変わってきました。


11989年

 [写真]1989年のレーサー(陸上競技用車いす)
 (当時の長田選手)
 材質: アルミ
 車輪数: 4
 ホイール: スポークフレーム
 座位: 足を前に置く


11992年

 [写真]1992年のレーサー(陸上競技用車いす)
 (当時の長田選手)
 材質: アルミ
 車輪数: 3
 ホイール: スポークフレーム
 座位: 足を前にたたむ


12015年
[写真]2015年のレーサー(陸上競技用車いす)

 材質: カーボン
 車輪数: 3
 ホイール: カーボンディスク
 (空気抵抗が減り速度が出る)
 座位: 正座(前にかがみやすく力が出る)


以下、レーサーに対する疑問に答えていきます。


Q1. アルミ製からカーボン製のレーサーに変わって何が進化したのでしょうか?


A1. カーボン製のレーサーは空気抵抗を受けにくい形状になり、特に下り坂でスピードがでるようになりました。


Q2. 座位の高さはどのように決めているのでしょうか?


A2. 選手の障がいの状態や体型によって変ってきます。低すぎると正座で前傾を保つのがきつくなります。また漕ぐ時に腕がタイヤなどに擦れないように調整しています。


Q3. 競技中にパンクしたらどうするのでしょうか?


A3. パンクした場合、その場でタイヤを交換するか、棄権するかの選択になります。パンクに備えて替えのチューブと空気入れを持って走っています。パンクしてもそのまま走ることができますが、高価なカーボンディスクが壊れる恐れがあるため、棄権する人が多いです。重要なレースで残り少ない地点でパンクしたらそのまま走るかもしれません。


ぜひ競技を観戦する機会があれば、選手の姿勢や漕ぎ方にも注目してください。


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