articleID:14086;categoryID:464

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

パラリンピックのリレー種目

開催中の世界選手権大会、今日はリレー種目がありました。日本は今回、出場していません。


パラリンピックのリレー種目ですが、現在は、ミックスリレーとオープンリレーがあります。
2人以上でチーム(1走・3走:クラシカル走法かシットスキー、2走・4走がフリー走法)を編成します。
よく、ミックスとオープンの違いを聞かれますが、選手の障害のハンデ:パーセントシステムの数値の合計がミックスは330%、オープンは370%でチームを作るだけで、競技内容や選手の編成は一緒です。
ミックスリレーが330%なので、障害の重い選手や女性選手が多いのが特徴です。


障害の重い選手で世界のトップクラスの選手がいないと、このリレーでは勝機がないと考えています。
夜のチームキャプテン会議でも話題にあがり、「リレーのルール見直し」が近い将来、提案されるでしょう。
長野パラリンピックでは、立位・視覚の男子と女子それぞれのリレーがあり、シットスキーもそうでした。
現在リレー種目が男女・障害混合になった理由は、選手が少なくなってしまったことも大きな要因です。
見る人にとっても、分かりやすい競技が大切です。


明日は、クラシカルのロングレースです。
新田佳浩選手と阿部友里香選手が出場します。


[写真]チームミーティング
(明日の作戦会議、チームミーティング)


[写真]レストランへ向かう
(夕食は歩いて5分、村に1軒しかないレストランへ)


▼ 関連記事
バイアスロンリレー
新ルールのリレー競技で6位!
いよいよ開幕!IPC障害者ノルディックスキー世界選手権ドイツ大会


▼ 関連特集
[イラスト]荒井秀樹監督荒井監督のパラリンピック競技ノルディックスキー講座