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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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クロスカントリー・ミドルで金メダルを獲得した新田選手と長濱コーチのコメント

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第3戦 韓国大会5日目、クロスカントリー・ミドル・クラシカルで金メダルを獲得した新田佳浩選手と長濱一年コーチからコメントが届きました。


【速報】クロスカントリー・ミドルで新田佳浩選手が金メダル獲得!


新田佳浩選手
今日は暖かくなることが予想されていたので、前半はリラックスをして滑ることを心がけた。予報通り中盤から気温、雪温が上昇し、その中で後半勝負できたことが今日一番の収穫だった。
ワックスマンやスタッフの応援があり、この平昌パラリンピックの会場で成績を残すことができ、そして来シーズンにつながった。札幌でのワールドカップでも引き続き頑張りたい。
本日は応援ありがとうございました。


[写真]新田選手表彰式
(新田選手が金メダルを獲得!)


長濱一年コーチ
本日ピョンチャンワールドカッップ最終日はクロスカントリーミドル競技が行われ男子立位の部に新田佳浩選手・川除・佐藤・岩本選手、男子視覚の部に高村選手、女子立位の部に阿部選手、女子座位の部に新田のんの選手の以上7名が出場した。


天候にも恵まれとコース状況共にベストコンディションで行われたレースとなった。男子立位の部10kmクラシカル競技に出場した日本のエース新田佳浩選手が前半から積極的なレース展開を繰り広げ、終始チェックポイントでリードする快走を見せ今季ワールドカップ初優勝を成し遂げた。
マテリアルの選択、ワックスの選択、そして絶対に勝つという強い意志で臨んだ自信のファイトある姿勢、全てが追い風となり成し遂げた勝利となった。また、日本のチーム戦力を大いにアピールすることができた結果でもあった。


一方、同じ男子立位の部に出場した川除選手が7位、佐藤選手が9位、岩本選手が12位、男子視覚の部に出場した高村選手が10位と、全員がこの競技で自己最高順位を叩き出した。女子立位の部7.5kmクラシカル競技に出場した阿部選手は前半からリズムを掴めず7位にとどまった。
女子座位の部5km競技に出場した新田のんの選手は今シーズンから本格的にワールドカップ参戦ということでまだ経験不足からコースを間違え失格となり残念な結果に終わった。今後は競技の知識なども伝えながらレベルを高め強化を図りたい。


最終レースを終え今大会は目標に掲げたメダル数もクリアするなど予想以上の結果を残すことができた。
この勢いを次の札幌ワールドカップ最終戦にも繋げ更にメダル量産をめざしチーム一丸となり頑張りたい。引き続き皆様の沢山の応援をよろしくお願いします。


[写真]日本チーム
(日本代表チーム)


(出典元:パラノルディックスキー日本チーム ニュースリリース


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