articleID:14597;categoryID:481

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

欧州のTVスポーツ放送とボランティア

オーバーホーフ合宿期間中、ちょうど世界陸上があり、ロンドンとの時差は+1時間。
夜の就寝する前のいい時間帯にテレビで観戦することができました。


現地のテレビは、日本のテレビとはちょっと違って、競技中心の放送です。
一つ特徴的だったのは、必ず、選手の写真、国旗、そして今シーズンの最高成績を表示して、今、誰が強いのかを分かりやすく放送していました。
海外の選手と日本の選手がどれだけ差があるのかもはっきりするし、このレースで健闘したのかどうかも分かります。


テレビで映っていたピンクのウエアを着たボランティアの方々も多かったですね。
この大会の約4500人がボランティア参加していたそうです。


そして面白かったのは、今回のボランティアの名称は「ランナーズ」で、英語で「ラン」は「走る」だけでなく「運営する」という意味もあるとのこと。
5年前のロンドンオリンピックパラリンピックでは、ボランティアの方々は「ゲームズメーカー(大会をつくる人)」の愛称で、大会成功に大きく貢献しました。


今回の大会ボランティアも、ウエアと食事以外は自己負担だったそうです。
この大会に7000人の応募があったそうです。ロンドン市民の皆さんにボランティア活動がレガシーとして息づいている、そんな気がしました。