articleID:14822;categoryID:483

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

テクニックゾーン(ダイアゴナルゾーン)

28日の全日本スキー連盟SAJクロスカントリースキー技術代表(TD)研修会で、新しいルールである「テクニカルゾーン」の説明がありました。
クラシカル種目で、ダブルポール(両方のスキーポールで同時に押し推進する滑走技術)を禁止にするゾーンを設けることができるルールが国際スキー連盟FISで決まり、日本においても実施されます。


[写真]SAJクロスカントリー技術運営委員会池田副委員長からの説明
(SAJクロスカントリー技術運営委員会池田副委員長からの説明)


クラシカルテクニックには、ダイアゴナル(左右のスキーをキックさせながら交互に滑走させる技術)がありますが、キックするためにはグリップワックスを塗ります。
このグリップワックスのために滑走性は落ちてしまいます。最近、グリップワックスを塗らずにダブルポールだけで滑走させる選手が出現してきました。それが、このルールができた理由です。
「テクニックゾーン」の設定は、競技運営の責任者であるジュリーメンバー(技術代表、競技委員長等で構成)で判断されます。


パラクロスカントリースキーの競技会では、どうするかパラワールドノルディック委員会の判断が待たれます。