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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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【速報】ワールドカップフィンランド大会バイアスロンで阿部友里香選手10位

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のノルディックスキーワールドカップ第3戦が2月3日(土)からフィンランドのボッカティで開幕し、大会1日目の男女バイアスロン・スプリントが行われました。


日本からは7選手が出場し、男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス)と女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所)が7位に入りました。
阿部友里香選手と高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)は10位、新田のんの選手(北翔大学)が9位、星澤克選手(立命館慶祥高等学校)は14位、森宏明選手(明治大学)は15位でした。


日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。


WPNSノルディックスキーワールドカップ第3戦:フィンランド大会1日目
■開催日/2月3日(土)
■スタート時間/午前11時00分
■時差/7時間 ■開催地/フィンランド ボッカティ
■天候/晴れ ■気温/-11℃ ■雪温/-12℃
■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
  男子立位・視覚・座位7.5km
  女子立位・座位 6km

●競技方式
・1周ごとに1回射撃を行う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
 例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
-----------------------------------


【男子】
▼立位の部
佐藤圭一(エイベックス) 7位 21分46秒3 P=0
星澤克(立命館慶祥高等学校) 
  14位 27分35秒3 P=6(5+1)
[優勝:イホール・レプティウク(ウクライナ) 
  19分29秒9 P=0]


▼視覚の部
高村和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)
  10位 26分41秒4 P=3(0+3)
 (ガイドランナー 藤田 佑平)
[優勝:ヴィタリー・リョークヤネンコ(ウクライナ) 
  20分10秒3 P=0]


▼座位
森宏明(明治大学) 15位 34分39秒4 P=3(0+3)
[優勝:シン・ユイハム(韓国) 26分08秒1 P=0]


【女子】
▼立位の部
出来島桃子(新発田市役所) 
  7位 24分52秒1 P=3(2+1)
阿部友里香
  10位 27分08秒1 P=8(4+4)
[優勝:アンナ・ミレニア(ロシア、NPAで登録) 
  21分07秒4 P=1(1+0)]


▼座位
新田のんの(北翔大学) 
  9位 31分05秒3 P=1(1+0)
[優勝:マルタ・ザイヌリナ(ロシア、NPAで登録) 
  24分30秒2 P=0]


■瀧澤 明博 バイアスロンヘッドコーチのコメント
 (JPS専任コーチ)
競技初日の今日はスプリント競技が行われた。
男子立位の部に佐藤圭一、星澤 克、女子立位の部に出来島桃子、阿部友里香、男子視覚の部に高村和人(ガイドランナー、藤田佑平)、座位(シット)の部に男子は森 宏明、同じく女子に新田のんの、以上7選手を出場させ挑んだ。


男子立位の佐藤圭一がトップから2分22秒遅れの日本最高位の7位が最高であった。2.5kmを3回周り途中射撃を2回実施した。射撃は安定して2回とも全弾命中のペナルティー0で、走りの方もラップタイム7位で安定した走りをしてそのまま7位ゴールであった。
明日はインディビィデュアル競技で射撃が4回あり1発外す毎にペナルティーで1分加算となるので今日の射撃が出来ると上位を目指せるので頑張らせたい。


その他では女子立位で出来島が7位ペナ3、阿部が10位ペナ8、男子立位で星澤が14位ペナ6、視覚障害の高村が10位ペナ3、女子座位の新田(の)が9位ペナ1、同じく男子の森が15位ペナ3であった。
時間帯により北欧特有なのか空気中の水蒸気が結晶化して標的が見えづらく靄のかかった状況もあった。
明日は今日の修正をしっかり正し上位を狙わせたい。


(出典元:パラノルディックスキー日本チーム ニュースリリース


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