
2009年06月26日(金)[荒井秀樹]
伝説のアスリート 室塚一也
車いすマラソンで日本人初のプロ選手、アトランタパラリンピック銀メダリストの室塚一也に再会した。
シドニーパラリンピック以来だ。
2009はまなす全国車いすマラソン大会のスターターとして招待されていた。
(伝説のアスリート 室塚一也)
北海道の高速道路、キタキツネをさけようとして交通事故にあい、脊髄損傷の大けがをした。
しかし、彼の不屈の精神力とトレーニングで、世界トップの車いすマラソンランナーに成長、はまなす大会などの全国大会の優勝はもちろんのこと、ホノルルマラソンやパラリンピックでも活躍した。
その室塚一也と、長野パラリンピックを目指し、一緒にトレーニングしたのが懐かしい。
残念ながら、怪我によって長野パラリンピックを直前に出場を辞退した。
当時、選手からはもちろんのこと、多くの人達の憧れで、カッコよく、パラリンピックや障害者スポーツの殻を打ち破ってくれた一人だ。
トレーニングに取り組む姿勢、考え方、本当にアスリートだった。
沢山の後輩たちが、室塚一也を囲んで記念撮影をしていたり、
マスコミの取材や陸上競技協会の役員の方たちから握手攻めにされ、
今でも、僕らのヒーローだった。
(室塚氏を囲んで)