
2015年05月08日(金)[荒井監督]
ロンドンマラソン、痛恨のパンク
ロンドンマラソン車いすの部に出場した久保恒造選手の結果は、28位 1時間50分58秒でした。
好調な出だしでしたが、2km付近で前輪がパンクし、タイヤ交換できないまま走り続け、後半に後輪もパンクするなどロンドン特有の路面に泣かされました。
しかし、諦めることなく最後まで走り、ゴールでは沢山の方から祝福を受けていました。
悔しかったと思いますが、市民の皆さんに感謝です。
(20km過ぎ、パンクで遅れています)
(20km地点、沢山の人が)
それにしても、世界の王者・スイスのフグ選手や日本の土田和歌子選手(八千代工業)、山本浩之選手(ホンダ)らもパンクのアクシデントにより悔しい結果で、マンホールや石畳の路面の対応など、パンク対策が急務です。
久保選手はフルカーボンの手応えを感じながら、更に「スイスの大会や国内大会に向けてがんばります」と力強く語っていました。
駆けつけてくださった日立ヨーロッパの社員の方々や日立ソリューションズヨーロッパの皆さんと懇談し、応援に感謝していました。
応援ありがとうございました。
(ゴール200m手前、ガンバレ!)
(応援に駆けつけていただいた日立EUの皆さん)
応援と言えば、このロンドンマラソン、沿道の応援が凄いです。
僕もそうですが、誰もが「走ってみたくなるマラソン大会」だけあって、素晴らしい大会です。
一般のランナーへも最後まで応援をしていて、沿道は歓声がやみません。
「お祭り」です。
(凄い声援です)
(応援は風船が多い)
イギリスのBBCテレビも車いすマラソンからライブで中継しています。
スタート前の最初の選手紹介も、今までの映像を使いながら、とてもかっこ良く紹介していて、ロンドンオリンピック・パラリンピックを経験した、ロンドン市民の誇りを感じた一日でした。