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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日本でもパラバイアスロンができる

3月下旬、日本バイアスロン連盟の関さんと警察庁へお願いに行ってきました。
僕の用件は、パラのバイアスロンで、ワールドカップや国際大会を日本で開催した時に、
「エアーライフルを持っての海外選手の入国を認めてもらう」、
「レース中に海外コーチがエアーライフルをサポートすることができる」
ように銃刀法の柔軟な運用を、パラスポーツ競技に限って認めてもらうことでした。
(日本選手には、コーチが「射撃指導員」の資格があればサポートできます。)
それが、海外選手本人と、特定の補助者(コーチ)が共同で銃を管理することもできるような方向です。


銃規制の厳しい日本において、パラバイアスロンにとっても、夏季種目のパラ射撃にとっても、とても画期的なことです。
パラリンピックのバイアスロンは、エアーライフルを担がず、射場に置いて走ります。そのエアーライフルは射場で各コーチが管理しています。


銃刀法では「本人以外の人間が触ってはいけない」原則があるため、大会を開くことは不可能に近いのが現状でした。
今後、射撃場があるクロスカントリースキーコースなら、パラのバイアスロン大会が開催できるようになります。
パラスポーツの大きな一歩ですね。


[写真]警察庁
(警察庁に行ってきました)


[写真]バイアスロン競技ルールの説明資料
(資料を作成して説明しました)


[写真]霞ヶ関の桜並木
(霞ヶ関の桜並木満開でした)