
2016年10月21日(金)[荒井監督]
パラリンピックや障がいを伝えていかなければと痛感
先日の北海道新聞社主催の政経懇話会での講演で「海外の冬季パラリンピックチームが旭川や札幌、北海道でトレーニングしたいとの希望がある」と伝えましたが、早速、海外からメールが来ました。
韓国パラノルディックスキーチームのハンさんから12月に北海道で行いたいそうです。
バイアスロン射撃トレーニングを希望していますが、国内の銃刀法の関係で海外選手のトレーニング使用のみのライフル国内持ち込みは厳しく、その実現は不可能ですが、クロスカントリースキーやシットスキーのトレーニングは可能です。
昨年も12月に来道したのですが、車いすに対応された宿舎でないところを予約してしまい、会場やホテルを変更してトレーニングしたそうです。
しかし例年にない雪不足で、日程を切り上げて帰国してしまいました。
ホテルの合宿を受けた方が、「車いすの選手がいるとは気がつかなかった」そうです。
また、韓国チームからも上手く伝えられなかったようです。
スキー合宿できるエリアの方々にも、もっとパラリンピックのことや障がいについて、伝えていかなければいけないことを痛感しました。
今年こそ、充実した合宿ができるよう期待しています。