
2017年06月28日(水)[荒井監督]
北海道からパラめざして
札幌大学で受け持っている「パラリンピック概論」の授業で、「2020東京パラリンピックへ女子車椅子バスケットボール日本代表選手として出場したい」と頑張る碓井琴音選手(北海道教育大)に来ていただきました。
(碓井琴音選手)
今年度から、目標であった全日本強化指定育成選手にも選ばれて、更なるステップアップをめざします。
片足切断の障がいで、座位のバランスが良いクラスです。そのためにより速く、正確なシュートも要求されるポジションです。
もっとパワーアップしなければ!
今シーズンは冬のトレーニングへシットスキーも取り入れてみようと語っていました。
北海道には女子車椅子バスケットチームがないため、男子チームに入って練習し、試合では東北・福島のチームに所属しています。
そのために練習は福島で、交通費もかかり経済的負担も大きいです。
家族の援助をもらわずにアルバイトで賄っているとのこと。北海道選手の苦しいところです。
北海道にいてもトレーニングできるよう、いろんなシッティング・車椅子スポーツに挑戦し、上腕、体幹を鍛えていくことをアドバイスしました。
聴講した学生たちも、レポートにたくさんの応援コメントを寄せてくれていました。
(授業の風景)
(荒井監督の情熱日記6月28日)