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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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世界パラ陸上競技選手権を終えて

今月のはじめ、インドのニューデリーで開催された2025世界パラ陸上競技選手権に出場された岸澤選手に大会のことや近況をお伺いいたしました。

Q. インド大会の1500mでは決勝に進出されました。攻略のポイントや振り返りの点などがございましたら教えてください。

A. トップの中国の選手やマルセル・フグ選手を除いたメンバーとはそれほど大差はないと感じました。今回のレースでメダルに食い込むには、レース展開や位置どりが理想通りでないと狙えない実力でした。
メダルを狙うにはやはり今のレベルから飛び出さないといけないと痛感しました。
根本的な走力の自力をつけることやラストスパートの対応はずっと意識に持ち続け、トライしている課題です。

[写真]世界パラ陸上競技選手権のレースで走る岸澤選手
(世界パラ陸上競技選手権のレースで走る岸澤選手)

[写真]世界パラ陸上競技選手権の岸澤選手
(世界パラ陸上競技選手権の岸澤選手)

Q. レーサーをHondaのフルカーボンに変えたとのことでしたが、新しいレーサーはいかがでしょうか。良い点や調整が必要な点など、よろしければ教えてください。

A. ようやくポジションは安定傾向にありますが、まだ完璧ではありません。
また、フルカーボンは軽く進みやすくスピードを出しやすいメリットがありますが、だからこそ動きの噛み合わせが難しく、そういった点でも時間をかければ味が出てくると思っています。

[写真]東京レガシーハーフマラソン2025の会見
(東京レガシーハーフマラソン2025の会見)

[写真]東京レガシーハーフマラソン2025開催の国立競技場
(東京レガシーハーフマラソン2025開催の国立競技場)

Q. 現在取り組んでいるトレーニングのポイントなどがありましたらお寄せください。

A. 大会やトレーニングごとにコーチと話し合いながら、トレーニングに取り組んでいます。
ポイントとしては、高速レースへの対応です。
試行錯誤しながらメニューに少し変化を加えている段階です。

岸澤選手お話しを聞かせていただきありがとうございました。ますますのご活躍を応援しています。

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