
2009年06月03日(水)[荒井秀樹]
スポーツと福祉の街づくりへ 網走市の温かい心
網走での合宿も終了した。
短い期間だったが、沢山の方々と交流することができた。
30日には、網走市市民活動センター5周年記念講演に選手・監督が招待された。
長田弘幸、新田佳浩、久保恒造の3選手が、「夢に向かって」と題して体験談を話す機会を作っていただいた。
(沢山の方が真剣に聞いてくださった。)
長田弘幸は、21歳の怪我から2年間の入院生活、福祉施設での苦労など、パラリンピック選手として活躍できるまでの体験。
新田佳浩は、あきらめずに目標に向かって頑張ることの大切さ、家族のきずなを学んだこと。
そして、久保恒造は、高校時代、怪我をした時の心境、励まし続けてくれた友人や奥さんや家族のこと、地域の方々の励ましや応援など、感謝の気持ちを話した。
帰り際、「バンクーバー頑張ってね」と参加者のみなさんと握手しながら、たくさんの応援を頂いた。
東京農大スキー部も参加してくれた!
関監督、ありがとうございました。
本当に感謝!
そして、合宿期間中、市役所の方々が、網走でバイアスロンの射撃練習できないか?と、網走射撃場を見せてくださった。
ボランティアの協力や整備を工夫すれば、日本で初めての障害者のためのバイアスロン射撃場が出来るかもしれない。
ここ網走市は、いろんなスポーツの合宿地として全国へ発信しようとする市の方々の熱意をとても感じたし、福祉の街にしたいというボランティアの皆さんの温かい心にも触れることができた。
「網走で合宿できて、良かった~」と長田弘幸も新田佳浩も言っていた。
それを聞いて、久保恒造は、とてもうれしそうにしていた。
網走市のみなさん、本当にありがとうございました。
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