
2016年04月01日(金)[荒井監督]
アジア選手の活躍
フィンランド大会で、韓国の新人、シットスキー男子のシン選手(35)がスキーマラソン、ミドルで3位に入りました。
まだ1年目で、ロシア、ウクライナ選手を敗る活躍です。
ピョンチャンパラリンピック大会に向け凄い韓国選手が現れました。
元は韓国のスレッジホッケー選手です。
ポーランドのカミール選手ら他の国からもスレッジホッケー競技からのシットスキー選手がいます。
トライアスロン連盟が選手の発掘に、他の競技、水泳、陸上からの「競技間トランスファー(移籍)」を東京オリンピックに向けて積極的に進めるとニュースでみました。
パラノルディックスキーでも、このような発想も必要かなと思います。
もう一人、アジアの選手を紹介します。
モンゴルのガンボルド選手は、クラシカルが得意でスキーマラソン、スプリントで力をつけてきています。
特にスプリント1kmレースではガンボルト選手は11位で、日本の佐藤圭一選手に7秒差をつけての準決勝進出でした。
まだ若く、トレーニングできる環境さえ良くなればクラシカルでは相当いい選手になるでしょう。
彼は、日本で練習をしたいと言っています。
日本のジュニア選手やアジアの選手らが、将来世界のトップをめざし旭川や北海道でトレーニングしてくれればうれしいなと思っています。
ところで、クロージングパーティでガンボルト選手からモンゴルの絵をいただきました。
うれしかったです。
こんな交流も昔やっていましたが、今思うととても新鮮で、大切なことだと思います。
今も、ロシアやウクライナ選手からもプレゼントをもらうことがあります。
(モンゴルのガンボルト選手からプレゼントをいただきました)