
2018年11月26日(月)[長濱一年]
今シーズンの雪上合宿を開始
11月はシーズンを迎え初滑りをする月!雪上合宿に取り組む監督と選手たちの様子をお聞かせいただきました。
Q1. 11月は旭岳での合宿が続きますね。この合宿ではどのようなことをされますか?また、この合宿を通して期待されていることなどありましたらお寄せ下さい。
A. 旭岳合宿は今シーズンを迎え最初の雪上合宿となります。初滑りということもあり、基本的には滑るフィーリングとスキー操作を養い、持久滑走が中心となる至ってシンプルなことを行いました。
軽負荷の有酸素運動がメインになりますが持久滑走を行う上で重要なことは、血中乳酸値を2mmol以内にとどめてトレーニングを行うことで、効率も高まります。
そのため、今回はJSCハイパフォーマンスサポートを配置、スタッフの方々にトレーニング中の血中乳酸測定を実施して頂き、選手の身体管理もしながらトレーニングを行なったことで、より質の高いトレーニングが積めたと思っています。
(11.23自宅前平野部でもついに積雪)
Q2. 11/26~12/21はフィンランドで雪上合宿と伺っています。12/13から開催されるワールドカップを目前にした合宿ですが、パラリンピックの翌年ということで、意気込みなどありましたらお聞かせ下さい。
A. 平昌シーズンを終え、今シーズンはまた新たな4年サイクルで2022年北京をめざす初年度となります。
フィンランドのワールドカップは開幕戦となるため各国の選手の仕上がりや調子をうかがう上でも参戦は重要です。しかし、選手にはあまり結果だけを意識せず、そこまでの調整過程の中で出せる力を発揮して欲しいと思っています。
今シーズンは年明け以降、2月にカナダで開催される世界選手権や、3月には札幌ワールドカップファイナルも行われます。まずは、そこに照準を合わせて結果を出せるよう調整して行きたいと思います。
また、今シーズンのAURORAスキー部のテーマは「アスリートとしての自分を再度見つめ直し2022年北京で成功させるためを考えるシーズン」と位置付け、オフトレーニングから取り組んで来ました。
力まず伸び伸びと、ゆとりを持って臨むシーズンにしたいと思っています。
(11.24遠征前最後の乗り納めサーフィン(辺りは雪景色))