
2015年06月03日(水)[荒井秀樹]
JISSの利用が実現 ピョンチャンパラリンピックに向けての強化へさらなる力に
2泊3日で行われたパラリンピック選手対象のフィットネスチェック合宿のフィジカルチェックでは、筋力測定、姿勢チェックやカプセルに入って行う体脂肪測定など、クロスカントリースキーに必要な測定が行われました。
(体力などの測定器具)
特に注目したのは、大型トレッドミルでのローラースキー測定です。
クロスカントリースキーに近い運動での最大酸素摂取量、三次元動作解析、乳酸測定などさまざまな測定が行われました。
(乳酸測定も行います)
(三次元動作解析も行います)
最終日には測定結果がフィードバックされ、トレーニングメニューの提示と指導があります。
合宿期間中にフィードバックされるので大変有意義です。
今まで、新田佳浩選手、佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)らベテラン選手からも「パラリンピック選手もJISS(国立スポーツ科学センター)を利用した科学的なトレーニングを」との要望がありましたが、JISSでの体力測定・トレーニング利用が実現し、ピョンチャンパラリンピックへの強化をさらにアップしていこうと思います。
JISSの皆さんや関係機関の皆さんのご尽力に、本当に感謝です。
(体脂肪測定です)
(阿部友里香選手のローラースキー測定)
(阿部選手、最後まで追い込む)
(立っていられないところまで、最後の測定)
★ パラリンピック選手対象
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