
2020年02月07日(金)[長濱一年]
クロスカントリースプリント競技の様子
皆さん、こんにちは!
2/1より開催されているドイツ大会ですが、バイアスロン競技を一昨日で終えて本日よりクロスカントリー競技に移り、AURORAスキー部選手も表彰台めざし頑張っております。
大会開幕と同時に雨の天候が続き一気に雪が溶け、一時は大会続行ができるのか?心配されましたが、大会に関わる地元ボランディアの方々の雪入れ作業があったり、昨日から雪が降り続いたことで積雪を確保でき、なんとかここまで続けられております。本当に地元の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、大会も後半戦に突入し本日よりクロスカントリー競技が行われております。
クロスカントリー最初の種目はクラシカル1.4kmスプリント競技。新田選手、川除選手、阿部選手3人が出場。今日は天候にも恵まれ最高のコンディションの中でレースは行われました。
3人共に予選は順当にクリアしたものの男子は続くセミファイナルで新田選手と川除選手が予選順位からあいにく同じヒートでスタートすることになりました。
川除選手は勢いよくスタート、予選より切れのある滑りを見せ2位でファイナルへ駒を進めました。新田選手はスタート直後150m付近カーブで転倒しコース脇のネットにスキーが絡むアクシデントがあり、そこから挽回しようと追い上げをみせましたが後一歩およばず5位で、残念ながらファイナルに進むことができず悔しいレースとなりました。
(川除選手デットヒートの様子)
(新田選手の力走)
男子ファイナルには川除選手のほか強豪ロシア勢が4人、ウクライナ1人、世界のトップクラスが揃いました。その中で川除選手は物怖じせずベストを尽くし頑張りましたが惜しくも表彰台に届かず4位でゴール。しかし、会場を沸かせ素晴らしいレースをしてくれたことは評価のできるレース内容でもありました。
阿部選手は女子の出場人数(8人)の関係からセミファイナルなしのファイナル、予選6位までがファイナル進出となるルールが適応されました。
予選では途中で予選通過も危ぶまれましたが、今日は日本チームのスキーワックスの選択が良く滑走性に助けられ、下で一気に挽回し予選6位でファイナルに駒を進めました。
ファイナルでは予選での反省点を活かし落ち着いた滑りを見せ、また予選同様下で一気に加速し、ゴール手前のデットヒートを制し見事4位でゴール。久しぶりに興奮するレースが見れました。
(阿部選手の力走)
男女揃って4位入賞は収穫ある嬉しいレース結果でもありましたが、やはり表彰台に立つ姿を見たいのが私の本音でもあり、指導している以上、やはり欲も出ますね(笑)!
レースは明日、明後日も続きます、選手も既に気持ちを切替え明日に備えていますが、明日は下記のことを選手に望んでいます。
・新田選手には今日の悔しさを明日のレースで挽回してもらうこと!
・川除選手には今日と同じように積極的なレースをしてもらうこと!
・阿部選手には今日の4位入賞で気分を良くしたまま明日もリズム良く滑ってもらうこと!
以上のことを望み表彰台をめざし頑張ります!!
(川除選手、阿部選手 4位入賞おめでとう!)
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