
2014年11月19日(水)[太田渉子]
初めて講演をしました
10月31日(金)、山形県酒田市立第六中学校の体育館で生徒及び保護者を対象にした講演会に講師として行きました。今年7月にPTA会長の阿部さんからご連絡をいただいたのをきっかけに、メールと電話で打ち合わせを重ねました。同時に、社内の広報担当から資料作りのアドバイスをもらい、またプレゼンテーションの練習もしました。
当日は快晴、鳥海山はすでに雪化粧をしていました。酒田を訪れるのは、311東日本大震災以来3年半ぶりで、時間の経つのは早いなとしみじみと感じました。
阿部会長がおいしい庄内空港までお迎えに来てくれました。校舎に着いて、まず目に飛び込んできたのは、~さん~大会優勝や○部○大会進出などの看板でした。体育館では、先生方がちょうどステージのセッティングをしている最中で、私もパワーポイントの動作確認や会の進行者と打ち合わせをしました。
講演会本番は投影機器のトラブルがあり冷や汗をかきましたが、メモ紙を頼りにお話を進めて、途中から機器も復活して準備した映像を見せることができました。
生徒さんは最後まで静かにお話を聞いてくれました。
質疑応答で、生徒さんから「どうやったらオリンピックに行けますか?」や「練習が苦しい時にどうやって乗り越えますか?」と積極的な質問があり、「私は楽しんでスキーを続けたら、いつの間にかパラリンピックに出場できた。・・夢を叶えるためなら練習は楽しみになる。」と激励しました。
最後に、メダルを間近で見たいかを尋ねると、生徒全体の3分の1が挙手をして、代表数名に前に出てきてもらい、実際にメダルを手に持ってもらいました。
講演会後、特別教室の生徒さんが私に会いにきてくれて、お話しと記念写真を撮りました。みんな素直で明るくてステキな生徒さんでした。校舎を後にするときは、生徒さんが「ありがとうございました」や「さようなら」と、元気に挨拶をしてくれて、今日ここに来られて良かったなと思いました。
初めての講演会は、色々な意味でとても思い出に残るものでした。講演会の準備は、自分の25年間の人生を振り返り出来事や考えをまとめて、慣れないパワーポイント作成や発表練習など予想した以上に時間がかかりました。でも、今までと違った視点でパラリンピックを考えることや、一歩引いたところから自分の立場を見られるようになりました。講演会を企画いただいた阿部会長始め、生徒さんや先生方には素晴らしい機会をいただき感謝しています。
どうもありがとうございました!!