2014年10月17日(金)[太田渉子]
山形県県民栄誉賞と尾花沢市特別功労賞をいただきました
ご報告が遅れましたが、9月に山形県県民栄誉賞と尾花沢市特別功労賞をいただきました。
贈呈式の当日、県庁の玄関にたどり着くと、職員の方々が総出で出迎えてくださり、式では吉村知事から県民栄誉賞の賞状および記念品として県民栄誉章をいただきました。
記念品は紅花、オシドリ、サクランボ、最上川などがデザインされた素敵なメダルで、また、知事ご自身が選んでくださった紅花染め名刺入れと高畠ワインのプレゼントもいただきました。
どうもありがとうございました。
(吉村知事との記念撮影)
その後の尾花沢市役所へのご挨拶のときには、職員の方々に加えて小学校の後輩たちが出迎えてくれました。
授賞式では、学校関係者やスキー関係者・親戚・同級生など、集まった大勢の皆様から祝福をしていただき、ふるさととの絆をさらに深めることができたと思います。
ありがとうございました。
(尾花沢市役所前でお出迎え)
このような名誉ある賞をいただき大変光栄です。しかし、内心では私でよかったのかなと感じています。
なぜなら、アスリートはトップをめざして努力するのが当たり前だと思うからです。
私ほど、ふるさとの人々からたくさんの応援をいただいたスポーツ選手はいないのではないかと思えるくらい、その応援は競技に臨む私自身の大きな力になっていたと思います。
だからこそ、パラリンピック冬季競技大会への3大会連続出場、また2つのメダル獲得につながったのだと思っています。
ここまでスキーが続けられたのは、自分ひとりの力ではなく、たくさんの人の支えがあったからです。
皆様のご声援に対しては、ただただ感謝するばかりです。本当にありがとうございました。
今まで多くの方に支えられて素晴らしい経験ができた分、これからは私が支える立場で恩返ししたいです。
私の願いは、すべての人にスポーツを楽しんでもらうこと。
スポーツの楽しさは、身体を動かす気持ち良さや、仲間ができる幸せ、目標をクリアーする達成感、勝つ喜びなどさまざまです。
実際に経験してきた私だからこそ、伝えられることがあるのではないかと考えています。
可能な範囲で学校や現場に足を運び、感謝の気持ちを伝えていきたいです。
【インタビュー&現場体験レポート
第2回 太田渉子選手】
ローラースキー体験講座