
2015年04月20日(月)[アウローラ]
車いすマラソンのルール
車いす陸上競技にはトラック種目、ロードレース種目、フィールド競技があり(→車いす陸上競技とは)、また障がいの程度によりクラス分けされ、それぞれに応じたルールや規定があります。
(関東車椅子競走部のメンバーと久保恒造選手)
IPC(International Paralympic Committee:国際パラリンピック委員会)が定めるロードレース(男女10㎞、ハーフマラソン、マラソン)のルールを一部ご紹介します。
車いすマラソンのルール(一部抜粋)
●レースは舗装された道で実施する。しかし、交通または類似した状況により不適当な場合、正規にマークされたコースは道路と並行した自転車経路または歩道としてもよいが、草の生えた端やそれに似たような柔らかい地面では行わない(スタート/ゴールエリアをのぞく)。スタートとゴールは、運動競技場内とすることができる。
●スターターは、全てのアスリートが足(または体のどの部分も)または前輪(クラスT32-T34とT51-54)をスタートラインまたはスタートラインの前の地面に触れていないことを確実にしてレースを始める。
ロードレースにおいて、クラス(T32-34とT51-54)の範囲からの車いすアスリートは大会の技術代表の決定によってスタートするが、最終順位はクラスごとに決定される。
●車いす競技者は自分の飲食物を持って良い。
●他のクラスや性別のアスリートの後ろでのドラフティングは禁止する。
(※ドラフティング ― 空気抵抗を減らすために先行する選手の後ろに付くこと)
などがあります。
(2015年4月20日現在)
IPC Athletics Rules and Regulations 2014-2015
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