2014年11月28日(金)[アウローラ]
車いすマラソンとは
車いすマラソンとは
車いすマラソンとは、車いす陸上競技の種目で、障がい者スポーツの一つです。
軽量化された「レーサー」と呼ばれる3輪の競技用車いすに乗り、腕の力だけで疾走します。トップ選手の平均時速は30km以上、下り坂では時速50kmを超え、健常者よりも速いタイムでコースを走りぬきます。
42.195kmのフルマラソン、21.0975kmのハーフマラソン、10km、5kmのロードレース等があり、車いすランナーだけの単独大会と、大きなマラソン大会の「車いすの部」としての開催があります。
■ 車いすマラソンの始まり
1974年、米オハイオ州で初の「車いすマラソン大会」が開催。 |
1975年、ボストンマラソンでボブ・ホールが健常者と一緒に走る参加資格をめぐり訴訟を起こした結果、参加が認められました。世界で初めて車いすランナーを受け入れたマラソン大会になります。 |
1981年、第1回大分国際車いすマラソン大会開催。 この年は国際障害者年でありそれを記念し開催された世界初の「車いすだけのマラソンの国際大会」です。現在はIPC公認世界記録が出る世界トップレベルの大会となっています。 |
1984年、ニューヨーク・アイレスベリーパラリンピック=国際ストーク・マンデビル車椅子競技大会に車いすマラソン種目が新設されました。 |
・夏季パラリンピック
・IPC陸上競技世界選手権大会
・ボストンマラソン
・大分国際車いすマラソン大会
・シェンコン国際車いすマラソン(スイス)
・ソウル国際車いすマラソン
・ホノルルマラソン
・全国車いすマラソン(篠山)
・東京マラソン
<ハーフマラソン以下の大会>
・はまなす全国車いすマラソン(札幌)
・釧路湿原全国車いすマラソン(釧路)
・岡山吉備高原車いすふれあいロードレース
・とまこまいマラソン(北海道)
・全国車いす駅伝競走大会(京都)
久保恒造選手はこれまでにIPC陸上競技世界選手権大会、大分国際車いすマラソン大会、シェンコン国際車いすマラソン、スイス国際車いす陸上大会、ソウル国際車いすマラソン、釧路湿原全国車いすマラソン大会、はまなす全国車いすハーフマラソン大会などに出場しています。
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◎車いす陸上競技のクラス分け
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