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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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久保恒造選手インタビュー(1)

【第1回 久保恒造選手】

シットスキーヤーとして活躍する久保恒造選手、オフシーズンは主に車いすマラソンのトレーニングに取り組んでいます。今夏の「釧路湿原全国車いすマラソン大会」への取り組みや、ソチパラリンピックに向けての意気込みについてインタビューしました。

[写真]車いすマラソンレース中の久保恒造選手

久保選手のオフシーズンの取り組みについて教えてください。

オフシーズンは『車いすマラソン』という競技で、体力づくりを行っています。それにウェイトトレーニングやローラースキーなどを組み合わせてトレーニングをしています。
車いすマラソンは、レーサーという三輪の競技用車いすを使用して、フルマラソンの距離(42.195㎞)を1時間20分前後で走り切るスピード感あふれる競技です。

車いすマラソンはシットスキーと比較して、どのような点が異なりますか?

動きは似ているところはありますが、使う筋肉が微妙に違います。車いすマラソンはスピードを出す競技ですが、シットスキーは起伏の激しいコースを滑るので、非常に身体に負荷のかかる競技です。

[写真]雨の中車いすマラソンレース中の久保恒造選手

車いすマラソンのトレーニングは、シットスキーにどのように活かせますか?

オフシーズンに車いすマラソンで走りこみをすることで、持久力の強化にもなりますし、心肺機能も鍛えられます。また動きが似ているところもあるので、シットスキーの滑走の感覚を掴むためのトレーニングのひとつとなっていますね。

オフシーズン中、各地で開催される車いすマラソンの大会に出場される予定ですが、久保選手にとって、釧路はどのような大会ですか?

夏場の車いすマラソンの大会は、シーズンに向けてモチベーションを保つ上で、私にとって非常に重要な大会になっています。この釧路の大会は8月末にあるので、シーズンに向けての準備段階という位置づけの大事な大会です。

【第1回 久保恒造選手】