
2015年03月23日(月)[荒井監督]
強豪参加のノルウェー大会 バイアスロン・パシュートで阿部友里香が表彰台に
2015 IPC クロスカントリースキー ワールドカップ最終戦ノルウェー大会、3日目のバイアスロン・パシュートでは、スタート時間を前日のスプリントレースの結果(順位とタイム差)と、障がいのハンデ(秒差に換算)を加味して調整し、ゴールした順番が順位になるレースが行われた。
「分かりやすく、見せるレース」がパラスポーツでも増えて行くだろう。
1発のペナルティーは1周150mを回る。女子選手で約25秒から30秒。
4回射撃を5弾ずつ行い、全部で20弾。
スプリントでは、阿部友里香が悔しい4位、出来島桃子(新発田市役所)が5位だっただけに、ロシア、ウクライナの強豪選手とどう戦うか、注目された。
(阿部友里香の射撃)
阿部は、レース後のコメントで「今日のレースは一周目からしっかり呼吸調整をして射座に入った。最終射撃で初弾が出てこなかったりとアクシデントもあったが、身体も一周目から動いていたので、最終周もいつもより動かせてた」と語っている。
(ガッツポーズがでた阿部友里香)
チームメイトの出来島との秒差になったが、勝負の世界、二人とも持てる力を出し切ったと思う。
阿部友里香は強豪が参加しているノルウェー大会での表彰台、価値ある3位だ。
4月以降バイアスロンの射撃トレーニングを強化していきたい。
(表彰式)