
2013年09月17日(火)[新田佳浩]
今シーズン初の海外遠征
スキートンネルや射場など施設、そして車椅子の選手も自由にいろいろなトレーニングができることから毎年来ているVuokattiですが、9月に来るのは初めてです。
10月中旬になると昨シーズン、人工降雪機で作った雪をコースに敷き詰めてコースを作るタイミングにあわせて来ているので、いつもと違った雰囲気のフィンランドです。
(宿舎から見える景色)
ただやることは、変わりません。
前回のブログでも書きましたが、雪上でのキックや技術の確認。
そしてシーズンインするまでの残りの期間でレースで戦える身体作りをすること。
そこがこの合宿の目的です。
今回の合宿期間中にロシアのパラリンピックチームが来ました。
監督、コーチ、選手から「久保は来ていないのか!?」と聞かれます。
やっぱりロシアチームも相手の仕上がり具合や調子をチェックしたいんだなぁ。と思いつつ、こちらもロシア選手の状態をチェック。
パラリンピックシーズンなので、かなり順調にトレーニングができているようです。
昨シーズンはあまり意識していませんでしたが、若手の新鋭ルーシャン選手の技術やパワーは素晴らしい。
そしてエネルギッシュ溢れる走法でスタートからゴールまで駆け抜けます。
私が20代前半のときはどうだったかなぁなんて思ったりもしますが・・・
ただ、相手を賞賛するのはイヤです。
このまま引き下がるわけにはいきません。
私だって意地があります。
最善を尽くした結果、どんな成績であっても頑張った!!と思う努力だけはします。
「負けたくない」そんな単純な思いかもしれませんが、ロシア選手を見てさらにそんな気持ちが強くなりました。
![[写真]新田佳浩](../../../img/off/off_top_nitta.jpg)
第5回 新田佳浩選手】
ジムトレーニングの秘訣を学ぶ
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