2013年09月02日(月)[新田佳浩]
ソチパラリンピックに向けてトレーニングの効果を実感
先日、プレスリリースがありましたが、ソチのパラリンピックコースをシミュレーションした「アバタープロジェクト」を同志社大学で行ってきました。
8月28日は練習公開日ということもあり、テレビ、新聞など多くの方に来場頂き、プロジェクトをご覧いただきました。
私の考えるこのシステムの優位性は、まずソチに行かなくともコースをイメージしたトレーニングができること。
そしてトレッドミルによってスピード、斜度など同じ環境で行うことで、乳酸値や心拍数などを管理することが容易になります。
月に1回程度行うことで、合宿や日常トレーニング成果を客観的に評価できることもこのシステムの良さです。
6月に行ったときは、心肺機能・肉体的もきつくて途中でトレッドミルを止めてもらったレイアウトも今回は問題なくクリアできました。
倶知安での合宿の成果、そしてこれまでのトレーニングの方向性が間違っていなかったという証明にもなり、少し安心しましたが勝負はまだまだこれからです。
(倶知安でのトレーニングの様子)
来週からはフィンランドのVuokattiでスキートンネルを使用して雪上合宿を行います。
ローラースキーとスキーでは、キックのタイミングや下半身の使い方が若干違うため、無駄な動きのない効率的な動きができているかチェックできる合宿でもあります。
目標はあくまでも世界で勝つこと。
そのためにいままで多くの方に協力してもらいました。
自分ならできる。
そのことを夢見て・・・
ソチまで残り186日。
【インタビュー&現場体験レポート
第5回 新田佳浩選手】
ジムトレーニングの秘訣を学ぶ
◎ 新田佳浩がソチでスキーテスト
◎ ソチパラリンピックのコースを滑る
◎ ソチ五輪・パラリンピックコースの調査へ
◎ ソチパラリンピックのコース