articleID:13075;categoryID:507

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

ここから本文

JISSの利用が実現 ピョンチャンパラリンピックに向けての強化へさらなる力に

2泊3日で行われたパラリンピック選手対象のフィットネスチェック合宿のフィジカルチェックでは、筋力測定、姿勢チェックやカプセルに入って行う体脂肪測定等、クロスカントリースキーに必要な測定が行われました。


[写真]体力等の測定器具
(体力等の測定器具)


特に注目したのは、大型トレッドミルでのローラースキー測定です。
クロスカントリースキーに近い運動での最大酸素摂取量、三次元動作解析、乳酸測定など様々な測定が行われました。


[写真]乳酸測定を行う新田佳浩選手
(乳酸測定も行います)


[写真]三次元動作解析を行う新田佳浩選手
(三次元動作解析も行います)


最終日にはフィードバックされ、トレーニングメニューと指導があり、合宿期間中にフィードバックされるので大変有意義です。


今まで、新田佳浩選手、佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)らベテラン選手からも「パラリンピック選手もJISS(国立スポーツ科学センター)を利用した科学的なトレーニングを」との要望がありましたが、JISSでの体力測定・トレーニング利用が実現し、ピョンチャンパラリンピックへの強化を更にアップしていこうと思います。
JISSの皆さんや関係機関の皆さんのご尽力に、本当に感謝です。


[写真]体脂肪測定を測るカプセル
(体脂肪測定です)


[写真]阿部友里香選手のローラースキー測定
(阿部友里香選手のローラースキー測定)


[写真]阿部友里香選手のローラースキー測定
(阿部選手、最後まで追い込む)


[写真]阿部友里香選手のローラースキー測定
(立っていられないところまで、最後の測定)


関連記事
クロスカントリーの競技パフォーマンスをあげるために必要なこと
体力測定からみえた現状と今後の目標
スポーツ版人間ドック
車いす選手の体力測定から感じる医科学的サポートの必要性