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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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体力測定 最大酸素摂取量の結果から

6月18日に横浜市スポーツ医科学センターで体力測定を行いました。


体力測定の項目は、形態計測、無酸素性能力として筋力、有酸素性能力として最大酸素摂取量を測定します。


形態測定、筋力はそれほど変化なかったのですが、クロスカントリーで重要だといわれている最大酸素摂取量は、過去最低に近い結果になってしまいました。


測定を行う前から予想できていたことでしたが、数値に表されるとショックでもありました。


このような結果になってしまった原因は明らかです。


単純にトレーニング対する姿勢や取り組みが中途半端だということです。


過去より強い自分でいるイメージができない。


苦しいトレーニングを我慢強くできない。


根本的にやる気がおきない。


燃え尽き症候群に近い状況でした。


今回の結果で簡単に気持ちが切り替わって、良い方向に向かっていくわけではありませんが、今回一緒に測定した佐藤圭一選手は過去最高の記録。


身近に刺激になる相手がいるので、もう一度気を引き締めてトレーニングをやろうという気持ちになりました。


まずは過去の自分を上回る。


少なくとも過去の自分より強くならなければ、ピョンチャンパラリンピックでの金メダルはおろか、メダルも獲得することができません。


まだ4年ではなく、あと4年しかない。


そう考えるとここで立ち止まっているわけにはいきません。


7月からは本格的に合宿を行うので、まずは合宿に耐えられる身体を作ることからはじめていきます。



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