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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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シットスキー|荒井監督のパラリンピック競技ノルディックスキー講座

めざせ!2010バンクーバーパラリンピック荒井監督のパラリンピック競技ノルディックスキー講座

質問1:シットスキーって何ですか?

答えノルディックスキー競技で使用するシットスキーは、2本のクロスカントリー用スキー板の上に、座るための装置を取り付けたもので、材質や形状については規定上、自由です。以前は座席の地上高は30cm以下と決められていましたが現在は高さの規定はありません。選手は、ベルトを使用してシットスキーに体を固定したり、追加のカバーやクッション材をつけたり、雪や風雨に耐えられるようにカスタマイズをすることが可能です。


[写真]シットスキー[コメント]カスタマイズして、使いやすいように改良しています

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質問2:シットスキーですぐに滑れるのですか?

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答え 1998年の長野パラリンピック開催が決まった頃、日本にはノルディックスキーのチームもなければ組織もなくて、シットスキーもまだ日本になかったんです。そこで、ノルウェーからシットスキーを1台買ってきて、「これに乗ってごらん」ってところから始まりました。これが、96年頃のことです。車椅子なら、1回こぐだけでスムーズに進みますが、シットスキーは、「ストック持って、こいでごらん」と言ってもなかなか前に進みませんでした。今では長田選手は一人で勢いよく進みますが、始めた当初は両サイドで人が押したり、方向転換する時にはスキーの先を持ち上げたり、補助をしていました。


【第3回】パラリンピックをめざす選手のこと教えて

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