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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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バイアスロン・ミドルで4位になった太田渉子選手と荒井秀樹監督のコメント

国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)最終戦ドイツ大会最終日、バイアスロン・ミドルで4位になった太田渉子選手と荒井秀樹監督のコメントです。
引き続き、応援をよろしくお願いします!


ワールドカップ最終戦最終日の結果 太田渉子が4位!


▼太田 渉子
ワールドカップ最終戦の最終レースを終えて、4位という結果には満足していないが、今持てる力を出し切れたレースだった。。レースに出られない選手、背中を押してくれるチームメイトやスタッフのためにも、自分が持てる全ての力を出し切れたと思う。
残すはソチ本番のみだが、4年前の悔しさ、今日の悔しさを忘れず、残り1カ月を悔いの無いように、少しでも前進できるように、取り組んでいきたい。日本からのたくさんの応援をありがとうございました。


▼荒井 秀樹 監督
今季ワールドカップ最終レース、久保恒造は体調不良で出場を取り止めた。ワールドカップ総合表彰の可能性もあったが、ソチ本番に向けた調整を優先した。


男子立位は佐藤圭一が12位、女子立位は太田渉子の4位が最高順位だった。レース展開は、ほとんどの選手が満射で、レース前半から走力勝負の戦いとなった。太田も満射で行き、8km地点では5番手だったが、最終周でロシア・ナターリア選手を逆転して4位に上がった。ただ、ナターリア選手は射撃のペナルティが2で、約1分程度のタイムが加算されていることを考えると、走力で1分30秒の開きがある。残された1カ月の期間で、走力差の短縮に取り組んでいきたい。


残念ながら、表彰台は無かったが、ソチに向けた最後の取り組みが明確になったシーズンだった。ソチに向けてチーム・スタッフ・選手一丸となって強化していきたい。日本の皆様の応援を宜しくお願い致します。


今季ワールドカップへの応援をありがとうございました。