9月初旬に開催されたNAGASEカップのレースで、10月22日から開催される「杭州アジアパラ競技大会」の日本代表に選出された岸澤宏樹選手にアウローラちゃんが秋のショートインタビューをさせていただきました。

Q.　合宿で陸上選手やコーチの方と過ごされることも多いかと思いますが、一緒に生活する中で得られるもの、楽しく思うことなどがありましたら教えてください。
A.　合宿をする際にいつも考えていることとして、トレーニングの時間はもちろんですが、それ以外の時間での会話がすごく大事な時間だと思っています。
新しい発見や考えの整理が多くあり、その時間はトレーニングと同じくらい成長につながるものになっています。

Q.　トレーニングの内容や用具などで、良かったことや気に入っているものなどがありましたらご紹介いただけますか。
A.　内容については難しいものをやっているのではなく、その時々に応じて自分に足りないものや必要なものを、コーチと共に考えているのでスタイルとして充実しています。

Q.　ようやく涼しい風が吹いてきましたが、＜秋＞をテーマに何かお寄せください。
A.　「一葉落ちて天下の秋を知る」というように、少しの変化を繊細に感じられる感覚というものを磨いていきたいと思っています。レースでは一瞬の動きが結果を大きく左右しますし、トレーニングにおいても体の状態や道具のズレが積み重なるうちに良くも悪くも現れますので、日ごろから心がけていけたらと思っています。

（トラックを走る岸澤選手）