2007年02月25日(日)[新田佳浩]
得意のクラシカルが1日早まって
こちらに来て急遽、日程変更には困りました。
理由は3戦連続スケーティングのレースになるということで、変更になったのですが、そんなことはレースの日程が決まった時点でわかることなのに…と、不満に思いましたが、決定したことは仕方ないことなので、得意のクラシカルが1日早まったと前向きに捉えました。
寒さに弱い岡山県民の私にとって、スウェーデンの土地の寒さはつらいですが、幸い今日は-8度と何とか耐えられる寒さになりました。
出走順も後ろから3番と順位を知るには絶好の順位でスタート。
バイアスロンのコースとは違い、5kmを周回するコースは自分の大好きな登りが多く、スタートしてから順調に滑走していました。1周目の通過タイムは5位とまずまずの出だし、本来ならここからスパートをかける予定でしたが、6kmあたりから、乳酸が溜まり、苦しさで頭の中が真っ白・・・レース中パラリンピック以来の国際レースで調整が遅れたことに後悔しつつ、タイムチェックを受けると、2周目では7位と順位を下げていました。
ただ、このままでは終われないとラストスパート。
最後は順位を上げて4位でゴールしましたが、トップの選手と53秒。
1kmで約5秒差をつけられているという現実は私にとってショックでした。気持ちが焦って、本来の腰の位置が高い自分のベストなフォームで滑れていなかったことを今後のレースで修正して、次のカナダでは自分の満足できる滑りをしたいと思います。
(ワールドカップ初日 22日のレースより)