
2009年03月06日(金)[荒井秀樹]
新田選手は無駄のないフォームで1位、2位と対等に戦った
IPC障害者ノルディックスキーワールドカップ第2戦:カナダ大会 第2日(兼バンクーバー・パラリンピック プレ大会)
〈男女クロスカントリースキー・中距離クラシカル〉
男子立位10km 新田佳浩 3位 28分38秒3
新田が3位に入り、メダルを獲得してくれた。
新田は今季、W杯第1戦スウェーデン大会20kmクラシカルで優勝しており、得意のクラシカルで続けて結果を出し、安定した実力を示した。
レースでは、前半抑え気味に入り、5kmを4位で通過したが、後半にピッチを上げて3位に滑り込んだ。
優勝したオレグとは38秒、2位のイルカとは29秒の差があるが、新田の持ち味である無駄の少ないフォームを生かし、対等に戦った。
昨年夏から取り組んでいるトレーニングにより、脚力がしっかりついてきていることを証明してくれたレースだった。