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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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【速報】IPC障害者ノルディックスキーワールドカップ第3戦カナダ大会 最終日 新田佳浩が年間総合2位

IPC障害者ノルディックスキーワールドカップ第3戦カナダ大会 最終日
〈男女クロスカントリースキー・長距離・フリー〉


男子立位の新田佳浩が8位で年間総合2位
日本男子で初の快挙を達成

IPC(国際パラリンピック委員会) 2009 障害者ノルディックスキーワールドカップ(W杯)の今季最終戦となる第3戦は3月14日(土)、カナダ・マウントワシントンで大会最終日を迎え、男女クロスカントリースキー長距離・フリーを行いました。


日本からは5選手が出場、男子立位で新田佳浩が8位に入り、
クロスカントリースキー年間総合ランキング2位が決定いたしました。
これは、新田にとって昨季の年間総合3位を上回る自身最高成績で、日本男子選手としても初めてとなります。


なお、本日をもって、今季のIPC W杯は全日程を終了いたしました。
日本チームは、3月28日〜30日のジュニアキャンプ(福島・裏磐梯朝日国定公園)に参加し、
30日夕刻より東京都内で開催予定の2008-2009シーズン報告会をもって今季の活動を終了します。


【IPC2009障害者ノルディックスキーワールドカップ第3戦:カナダ大会最終日】
■開催日/3月14日(土) 
■スタート時間/午前10時 
■時差/日本より—16時間
■開催地/カナダ・マウントワシントン 
■天候/雪 気温/2℃ 雪温/2℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・長距離・フリー


■男子
▼立位の部 20km(3.75km×5周 距離不足分はゴール前で調整)
新田佳浩 8位  53分24秒6
佐藤圭一 12位 57分20秒2 
[優勝:ニルス・ウルセット(ノルウェー)48分28秒2]


▼座位の部 15km(2.5km×6周)
長田弘幸 17位 53分31秒0
[優勝:イルク・ザリポフ(ロシア)45分2秒5]


■女子 
▼立位の部 15km(3.75km×4周)
出来島桃子 8位 54分40秒4
太田涉子 9位 54分40秒4
※計算タイムが同タイムになった場合、順位決定にはゴールタイムを優先
[優勝:アンナ・ブルミストロワ(ロシア) 46分22秒4] 


■談話:年間総合2位の新田佳浩
クラシカルの技術は自信がある。ここに力強さを加えていきたい

自己最高の年間総合2位に入ることができてとてもうれしいです。
荒井監督をはじめ、日本チームのスタッフ、家族、会社の方々、
そして日本で応援してくださるみなさんのおかげです。


来季もこの位置を確保するためには、さらにトレーニングを積む必要があります。
自分はクラシカルの技術は世界でも負けていないと自信がある。
この長所を伸ばしながら、上りでダブルポール(両手でストックを使うこと)の選手に対抗できる力強さを加えていきたいです。