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世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、日常の素顔から大会日記までをお届けします。

世界の頂点をめざし、パラスポーツの裾野を広げたい!
日立ソリューションズ「チームAUROEA(アウローラ)」の選手・監督が、
日常の素顔から大会日記までをお届けします。

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一通の手紙

僕たちが合宿しているフィンランド・ボッカティのスポーツホテルに、
1通の手紙が届いた。
日本からだ。
僕は、15年以上選手たちと海外で合宿をしたり大会に出場してきたが、日本から手紙をもらったのは初めてだった。
差出人をみると、僕たち日立システムアンドサービスの林雅博社長からだった。


ビックリして、手紙を読んだ。
合宿の近況報告した葉書へのお礼が書いてあった。
林社長が、すぐに返事をくれたのだ。
「この度は、素敵な葉書をお送り頂き、ありがとうございます。」
そして僕たちに、「来るべきパラリンピックに向けて日々トレーニングに励み」、
「本大会では、ベストコンディションで臨めるよう期待しています」と激励を頂いた。


[写真]手紙を読む新田佳浩
(しっかりと、両手で持って手紙を読む)


選手たちの部屋へ回覧し、林社長の手紙を読んでもらった。
新田佳浩は、しっかりと「両手」で手紙を持って読んでいた。
みな感激し、新たな決意をした。
元気百倍だ。


パソコンで簡単にメールできる、この時代。
でも、時間をかけ、海を渡ってきた林社長の手紙に、
僕らは、その重みを感じた。
そして、最後に、
「バンクーバー大会では、今のフィンランドで見えるAURORAのような輝きを放つことを祈念していております!」と結ばれていた。
林社長の手紙から、
スキー部を応援してくれる全社員5千人の応援歌が聞こえてきた。